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​妖精一覧

四大元素の精霊の一つ。火の精霊。燃える炎の中や溶岩の中に住んでいる。トカゲに似た容姿をしているとされており、火竜とも呼ばれる。情熱的な女が死後サラマンダーとなる説もある。

サラマンダー

Salamander

四大精霊

四大元素の精霊の一つ。水の精霊。湖や泉などに住んでおり、「波」の意味を持つ。基本的に人間と変わらない容姿であるとされ、人と恋に落ちる伝説も残る。

ウンディーネ

Undine

四大精霊

四大元素の精霊の一つ。風の精霊。空気の要素を持ち、目には見えない精霊とされている。形は人間に似るが魂がなく、人間の愛を得てようやく人間と同じく不滅の魂を得るという。

シルフ

Sylph

四大精霊

四大元素の精霊の一つ。地の精霊。地下に住み、地面を海のように動けたという。長いひげを生やした老人のような風貌をしており、手先が器用で知性も高いと言われている。

ノーム

Gnome

四大精霊

月光と夢を支配し妖精国の舞踏会や儀式などを取り仕切る妖精の王。ティターニアの夫であり妻のティターニアと共に豪奢な宮殿に住まう。

オベロン

Oberon

スコットランド

妖精の女王。オベロンの妻であり、誇り高い存在。お気に入りの人間を取り合ってオベロンと夫婦喧嘩をした話も残る。

ティターニア

Titania

スコットランド

機械にいたずらをして壊してしまう妖精。どの家庭にもグレムリンが一匹は住み着いていると言われている。好物はチューイングガムらしい。

グレムリン

Gremlin

イギリス

優しい性格のエルフ。空中に住み、人間に友好的。美しい女性の姿で描かれることが多い。森や泉、井戸や地下などに住むとされており、自然と豊かさを司る。

ライト・エルフ

Light elf

ゲルマン神話

陰湿な性格のエルフ。地下に住み、人間を傷つけたり、病気にしたりする。また、ライト・エルフと敵対するものとしても描かれる。

ダーク・エルフ

Dark elf

ゲルマン神話

小人系の妖精。家に住みつく妖精で、陽気でいたずら好きな性格。自身に恵みを与えた者には正しく報いるが、怠け者を見つけると懲らしめる。

ピクシー

Pixie

イングランド南西部

小人系の妖精。英雄の妖精。中世の騎士に似た楽しみごとや仕事をする。住処は一般に、地面の下か水底であるが、緑に覆われた円型土砦の中や、湖水や海の底にもある。

ディーナ・シー

Daoine Sidhe

アイルランド

小人系の妖精。善良で無邪気な性格で、丘の下に集団で住む。異教徒の霊魂が転生を繰り返し小さくなったものとされ、ついには蟻になり消えるとされている。

ムリアン

Muryan

イングランド

小人系の妖精。善良な性格で、非常に小さく透き通った体をもつ。木々の根元に住んでおり、きのこや”妖精バター”と呼ばれる黄色い汁を出す菌類を食べて暮らしている。

エサソン

Ellyllon

ウェールズ地方

小人系の妖精。日中は醜悪な外見だが、夜間の月の下では息をのむほど美しい姿に変わる。夜の間にそっと家に忍び込んで、鍋を磨いたり、家具の埃を払ったり、家畜の世話をしてくれる。

コリガン

Korrigan

フランス

小人系の妖精。平和と食事を愛し、非常に明るく陽気な性格。手先が非常に器用。また、忍び足が得意で彼らが姿を隠す術は人間には魔法のように見えるらしい。

ホビット

Hobbit

ヨーロッパ北西

ギリシャ神話に登場するニュムペー(精霊)の中でも海に棲む者達。海神ネーレウスとドーリスの娘たちで、50人いるとも100人いるともされる。

ネーレーイス

Nereis

ギリシャ神話

ギリシャ神話に登場するニュムペー(精霊)の中でも樹木に棲む者達。樹木と一生を共にするため、樹木と共に生まれ、樹木が枯れると死んでしまう。

ドリュアス

Dryas

ギリシャ神話

ギリシャ神話に登場するニュムペー(精霊)の中でも山に棲む者達。猟の女神であるアルテミスと共に山野を駆け回ったとされている。

オレイアス

Oread

ギリシャ神話

ギリシャ神話に登場するニュムペー(精霊)の中でも森に棲む者達。ホメーロスによる著作に登場するが詳細は記されていない。

アルセイス

Alseid

ギリシャ神話

ギリシャ神話に登場するニュムペー(精霊)の中でも谷に棲む者達。歌と踊りを好む美しい乙女で、庭園や牧場に花を咲かせ、家畜を見張り、狩りの獲物を提供し、病を治したりするという。

ナパイアー

Napaea

ギリシャ神話

ギリシャ神話に登場するニュムペー(精霊)の中でも冥界に棲む者達。冥界の女神ヘカテーとともに松明を掲げて照らすといわれている。

ランパス

Lampas

ギリシャ神話

若く美しい女性の姿の妖精。常に人間の男に愛を求める。愛を受け入れた男性には、詩の才能と美しい歌声を与えてくれるが、その代償として精気(一説には血)を吸う。

リャナンシー

Leannán-Sídhe

アイルランド

不幸を予言する乙女の妖精。近いうちに人死が出る家の側に現れ、その死を想ってすすり泣くため、その泣き声は「死」の予兆であるとされている。

バンシー

Banshee

アイルランド

神聖なイバラの茂みや緑の丘や土砦に住む妖精たち。月の美しい夜には草原で歌ったり踊ったり、また人間を妖精の宮殿に誘い込んだりする。

シーオーク

Sheoque

アイルランド

靴職人の妖精。いたずら好きな妖精で、一瞬でも目をそらすとすぐに悪戯を仕掛け、笑いながら姿を消すといわれている。地中に眠る宝のありかを知っているらしい。

レプラコーン

Leprechaun

アイルランド

酒蔵に住みつく大酒飲みの妖精。この妖精がいる酒蔵にはおいしい酒ができるといわれている。泥酔したレプラコーンという説もある。

クルラホーン

Cluricauns

アイルランド

馬に乗った首なしの紳士。デュラハンを見るのは「死の予告」であるとされている。

デュラハン

Dullahan

アイルランド

アザラシの皮をかぶった妖精。ふだんは海中で生活しているが、陸にあがるときは「あざらしの皮」を脱いで人間と化すると言われている。

セルキー

Selkie

スコットランド

水の妖精。海や湖よりも川に現れる。馬の姿をしていて、人を背中に乗るように誘い、ひとたび乗ってしまうと水の中に潜って溺死させる。

ケルピー

Kelpie

スコットランド

半人半獣の妖精。水辺に棲む水の精霊。単独行動を好むが寂しがり屋で、孤独に耐えられなくなると通りかかった人を水の中に引き込んでしまう。

ピアレイ

Peallaidh

スコットランド

名前に「黒い若者」の意を持ち、髪の毛は黒く、木の葉と緑の苔を身にまとっている。白樺林や茂みの中に、一人で住んでいるおとなしい妖精。

ギリー・ドゥー

Ghillie Dhu

スコットランド

家事などの手伝いをしてくれる妖精。シルクのドレスを着ていて動くとさわさわと音を立てる。

シルキー

Silky

イングランド北部

美しい女性の上半身と魚の尾を持つ水の妖精。甘い歌声で人間の恋人を波下に誘い込む。男の人魚は、マーマンと呼ぶ。

マーメイド

Mermaid

イングランド

雪と氷の妖精。悪戯好きだが、無邪気で子供のような性格。寒さを具現化する妖精で、冬にしか現れない。

ジャック・フロスト

Jack o' Frost

イングランド

「自分自身」の意味を持つ妖精。尖った耳を持つ少女の外見をしている。

エインセル

Ainsel

イングランド北部

「水をはね渡るもの」の意味。漁師の釣り糸を断ち切ったり、川に落ちた羊や人間を食ベてしまうこともある。

ウォーター・リーパー

Water Leaper

ウェールズ地方

家や鉱山に住みつく妖精。ミルクや穀物などと引き替えに家事をしてくれたりもするが、贈り物をしないままだと住人の人間にいたずらをして遊んだりもする。

コボルト

Kobold

ドイツ

地の妖精。金銀細工と土を掘るのが得意。高度な鍛冶や工芸技能をもつとされており、外観は男女共に背丈が低いものの力強く屈強であるとされている。

ドワーフ

Dwarf

ドイツ、スイス

悪魔の一種。吸血鬼的な性格があるといわれ、様々な動物の姿になって現れる。 主に女性の夢の中に入って精気を吸う。

アルプ

Alp

ドイツ

泉の底に住む竜が一目ぼれした金髪の乙女。二人は結ばれ乙女は長き時を生きる水の妖精に転生した。今も月夜には2人の住む洞窟から歌声が聞こえると言われている。

シャナ

Xana

フランス、スペイン

いたずら好きの妖精。フランスに住むエルフの一種。クリスマスの時期にサンタの手伝いをする妖精ともいわれている。

リュタン

Lutin

フランス

眠りの妖精。男性。良い子には楽しい絵の描いてある傘で良い夢を見せ、悪い子には無地の傘で夢を見させないといわれる。

オーレ・ルゲイエ

Ole Lukøje

デンマーク

畑の守護精霊。身体は泥のようで、身体からは草や麦わらが生えているという。怠け者の農夫や、畑を荒らす者に祟りをなす存在。

ポレヴィーク

Полеви́к

ロシア

森に棲む妖精。身長を自由に変える事が出来、言い伝えによれば、森の中ではそこに生えているどんな木よりも大きくなれ、森の外では木の葉の陰に隠れてしまえるほど小さくもなれる。

レーシィ

Ле́ши

ロシア

家に住む精霊。人に親しい善性の妖精で、暖炉の近くに住まう。わずかな食料と引き換えに、畑仕事などをこっそりと手伝ってくれたりする。

ドモヴォーイ

Домово́й

ロシア

邪悪な水の妖精。水辺に近寄る人間を水中に引きずり込んで食らったり、奴隷として働かせる。また、月の満ち欠けによって力が強くなったり弱くなったりする。

ヴォジャノーイ

Водяно́й

ロシア

水の妖精。ヴォジャノーイの妻であるという一説もある。水辺を歩く若い男性を魅了し、水中に引き込んで命を奪う。

ルサルカ

Руса́лка

ロシア

昼の精霊。畑を荒らす人間を懲らしめてくれる。また、お昼休みに働いている農民を無理やり休ませる。働くときは働かせ、休む時は休ませる妖精。

ポルードニツァ

Полу́дница

ロシア

人に姿を見せない妖精。1人で旅をする旅人の背後に忍び寄り、気配だけを悟らせるが、実際に危害を加えてくることはない。

ウェンディゴ

Wendigo

アメリカ

道化の妖精。ネイティブ・アメリカンのホピ族が信仰する。

コヤーラ

koyaala

アメリカ

猫の妖精。人語をしゃべり、二本足で歩く。時には衣服を着ており、独自の王国を持っているという。

ケット・シー

Cait Sith

アイルランド

犬の妖精。全身に長い暗緑色の毛を生やし、丸まった長い尾を持つ。妖精たちの番犬とされており、人語は喋れないらしい。

クー・シー

Cu Sith

スコットランド

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